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<<   作成日時 : 2009/03/05 06:41   >>

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先日,ホームセンターの園芸コーナーに寄ってみたら,「ボロニア」と書かれた札のついた2種類の植物の鉢が並べられていた。どちらもオーストラリア原産の常緑低木ということなのだが,花の形がぜんぜん違っているので,まるで異なる植物のように見えてしまう。

そこに並べられていたのは,「ボロニア・メガスティグマ」と「ボロニア・ピンナタ」だった。

ボロニア・メガスティグマの花は外側がチョコレート色,内側がラクダ色で,スズランの花のような釣鐘型をしていた。ただし,そこにあったのは,「チャンドレリ(Chandleri)」という品種で,チョコレート色はこの品種の色らしい。他に赤色の花を咲かせる「ジャックマグワイアズレッド(Jack Maguire's Red)」という品種もあるとか。

ボロニア・メガスティグマ(Boronia megastigma Nees ex Bartling)は,ミカン科ボロニア属に属し,オーストラリア(西オーストラリア州)原産の半耐寒性常緑低木ということだ。

Boronia megastigma
Boronia megastigma


ボロニア・ピンナタのほうは,ヒナソウの花にちょっと似た形でピンク色の花を咲かせていた。こちらの花は開いており釣鐘型ではない。他に白っぽい花を咲かせるものなどいくつかの品種があるようだ。

ボロニア・ピンナタ(Boronia pinnata Smith)は,ミカン科ボロニア属に属し,オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)原産の半耐寒性常緑低木ということだ。

Boronia pinnata
Boronia pinnata


例年,この時期になるとオーストラリアから輸入される花卉類が園芸店などに並べられる。オーストラリアは南半球にあるので,ちょうど夏〜秋のシーズンにあたる。この時期がオーストラリアの園芸農家にとっての出荷時期(輸出時期)ということになるのだろう。

オーストラリアには非常に変わった形をした花を咲かせる植物がいっぱいあるらしい。古い時代に海洋の中に切り離されて孤立してしまった大陸なので,そこに棲む生物達も独自の進化を遂げたと考えられている。もし私がお金持ちなら,1年〜2年くらいの期間オーストラリアに滞在して,その地に咲く様々な花を見て回りたいものだと思うのだが,そんな優雅なことを実現できる可能性は皆無だ。(笑)


 ボロニア・メガスティグマ
 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/boronia-mega0.htm

 ボロニア・ピンナタ
 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/boronia-pin0.htm

 Boronia megastigma Nees ex Bartl.
 http://www.ars-grin.gov/cgi-bin/npgs/html/taxon.pl?7438

 Boronia pinnata Sm.
 http://www.ars-grin.gov/cgi-bin/npgs/html/taxon.pl?7440


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