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月曜日の朝に成田空港を発ち,ニューヨークに向かった。複数の台風が近づいている中での出発だったけれども,台風のコースとは反対側を飛ぶ便なので飛行は順調。しかし,機内では幾つかのトラブルが待っていた。 出発前には成田空港の新装なった第一ターミナルのラウンジでくつろいでいた。そこからは世界のあちこちに出発する飛行機の群れが見える。スターアライアンスグループの飛行機が集まるようになっているのだけれど,日本国内なのでやはり全日空の飛行機が多い。 新型の機材はもとより古いタイプの機材でも最新の装備に造りなおされた機材では,機体胴体部の上に小さなドームのようなものがついている。おそらく,これが通信衛星を用いたインターネット接続を可能とするためのアンテナなどが収納されている装置なのだろう。 その姿を見ているだけでワクワクしてくる。飛行機に載りながらインターネットに接続できれば,飛行機の座席がオフィスの一部になる。また,その飛行機では提供されていない映画や音楽などを楽しむためのチャネルをもつこともできる。 今回の旅でもそのようにして楽しもうと思いながら飛行機に乗り込んだ。ところが,幾つかのトラブルが待っていた。 まず,座席が動かない。整備不良だ。着席していない状態ではちゃんと動くのだが,着席すると動かない。何かがひっかかっているような感じだ。 おそらく出発前にいちいちすべてのシートの動作を確認する点検作業などはしていないだろう。時間的にも労力的にも予算的にも無理だ。まして,座席に着席した状態での動作確認・点検などやっている航空会社はないのではないだろうか? パーサにその旨を告げると,幸い別のシートが空いているというのでシートを移動してこの問題は解決した。しかし,トラブルのあるシートは使用不可となるだろうから,乗客1人分の収益可能性が失われてしまったことになる。 機内食を食べ,お酒を少し飲んで眠った。目覚めると既にアラスカのあたりまでやってきていた。 このあたりだと米国の領土内でもあるのでインターネットが円滑に利用可能だろうと思ってLAN接続してみた。 インターネットの利用は有料で,画面上で操作しながらクレジット決済をする。そこまではうまくいった。これでアカウントが作成されたはずだ。ブラウザを操作して自分のブログに寄せられたコメントを少し読んだ。ここまでは順調だった。 ところが,数分もしないうちに接続ができなくなった。 その後何度試してみても駄目で,かろうじて接続できても受信パケットの数がほんのわずかしかなく,とてもブラウザが動くような状態ではない。だから,ヘルプメッセージを読んだり,このようなトラブルが発生した場合の権利・義務についても記載されているはずの約款を読んだりしようと思っても,それをブラウズすることもできない。 結局,あきらめて映画を観ることにした。トム・クルーズが若いころに出演していた『カクテル』という映画を観た。面白かった。典型的に悪そうな女性が何人か登場し,妙に現実感のある映画だった。でも,ストーリー全体としては荒唐無稽で単純に楽しめる娯楽作品だった。しかしまあ,トム・クルーズってそれほどイケメンではないと思うのだが,どうして多くの女性から凄い人気があるのかよく分からない。この映画を観てもそう思った。私は分からないとなるとますますもって興味を持ったりするタイプの人間なので,帰国便では『ミッションインポッシブル3』を観てみようと思う。(笑) このようなわけで,インターネット接続料金の課金処理をするためだけのためにほんの数分間アクセスしたという結果になってしまった。まるで詐欺にあったみたいな気分だ。 全日空に限らず,同じような設備・機能のある機材を運行しているどの航空会社でも,そのような場合の対処方法が適切に準備されていないように思う。新しく始めたばかりのことなので経験不足ということもあるのだろう。しかし,この設備・サービスに対する顧客対応としては零点をつけるしかない。 ちなみに,機内から国際電話を入れれば電話でクレームを入れることもできたのだが,電話料金が気になるし,たぶん英語でしか対応してくれないだろうと思ってあきらめた。機内で大声でクレームを入れる電話をしたりすれば(←怒るときは本気で徹底して怒らないと相手に伝わらないのが欧米の常識だ。普通の日本人は怒っているときでも妙にニコニコしているので,常に相手からなめられてしまう。),他の乗客に大きな迷惑がかかる。乳飲み子を連れた乗客が泣き喚く赤子をなだめることができないのと同じくらい周囲の乗客を心の底からいらだたせる行為となるだろう(←個人的には,乳幼児を連れた乗客の搭乗を拒むべきだと思っている。快適なはずの旅の空間が監獄のようになってしまうからだ。)。というわけで,国際電話でクレームを入れるのはやめにしたのだ。 ニューヨークに到着してから,そのインターネット接続サービスを提供しているボーイングの関連会社にクレームを入れた。その会社の担当者からは,日本語のメールで,「課金を確認した上で返金する」という回答メールがすぐに返ってきた。 インターネットさえ接続できていればこのようにスムーズにトラブル処理もできるのに,まさに肝心のインターネット接続ができないとどうにもならないところにIT社会の根幹的でクリティカルな脆弱性要素のひとつを垣間見たような気がする。 |
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機内での模様ドキドキしながら一気に読んでしまいました |
べじまき 2006/08/08 10:09 |
べじまきさん こんにちは。 |
電脳中年A 2006/08/08 10:17 |
電脳中年さん、こんにちは! |
はっぱ 2006/08/08 15:17 |
はっぱさん こんにちは。 |
電脳中年A 2006/08/08 18:17 |
電脳中年Aさん、本当にめまぐるしく世界中を飛び回っておられるのですね。(@_@)←目が回っています(笑) |
ブルーデージー 2006/08/10 09:27 |
ブルーデージーさん こんにちは。 |
電脳中年A 2006/08/10 09:56 |
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