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松本への旅の途中で立ち寄った池の平では湿原を周遊する木道をテクテク歩いてみた。梅雨明けの湿原には色とりどりの花が咲き競っていた。大きく目立つ花もあれば小さく地味でその存在を隠そうとし続けているような花もある。それぞれが固有の生き方をし,高層湿原の短い夏の間になすべきことを果たそうと必死になって生きているように見える。 池の平の駐車場でクルマを停め,トランクから道具を取り出して装備をととのえてから,のんびりと歩き出した。修学旅行の子供達でにぎわっている。数人のご婦人連れ,老夫婦,若いカップルなどの姿も見える。みんな高層湿原の短い夏を楽しみに登ってきたのだろう。 いつもおなじみの花を楽しみながら,山道を少し降りていくとすぐに湿原に至る。湿原をぐるりとめぐる木道をながめ,これから歩くコースを決定する。 木道の脇にも夏の湿原の草花が点々と咲いていた。 これが夏の湿原の一風景だ。 高層湿原ではあっという間に季節が変化して行く。ほんの数週間の間に咲いている花がぜんぜん違った種類のものに置き換わっている。夏が短いだけ植物達の花の時期も短い。 少し歩いていくと,鏡池という池のあるところに至る。そこにはノハナショウブやアヤメなどがたくさん咲いていた。派手さはないけれど,野に咲くアヤメの仲間の姿はとても素敵だ。私の大好きな光景の一つがこれだ。 鏡池のところからいったん湿原の木道をそれて三方ヶ峰の登山道のほうへ足を向けてみた。コマクサの花を観るためだ。その途中で,草原や林縁などに生える様々な植物の花を観た。 コマクサの花を観終えてから,同じ登山道を逆に歩き,再び湿原の木道のところに戻った。下のほうから吹き上がってくる雲がとても涼しい。夏の野草に混じって秋の野草もそろそろ咲き始めていた。 このようにしてぐるりと湿原を一周し,元の場所に戻ってきた。そこから駐車場へは少し上り坂となる。やや汗をかきながらゆっくりと登り,駐車場へ戻った。 花の写真を撮るようになってから色んな湿原へもでかけるようになった。花の種類も以前よりは覚えた。でも,まだまだだ。 更に道のりは遠い。 湯の丸高原 http://www.city.tomi.nagano.jp/midokoro/shisetsu_kouen/yunomaru.html 日本の野草科目別索引 http://homepage2.nifty.com/electronic-middleman/Photos/plant_index.htm |
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