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九州の大分に仕事で出張してきた。出張先で,雨落ちのところのコンクリート製側溝に10センチ前後の長さの小さなシダの葉が生えているのを見つけた。数枚の葉の裏側には円形の胞子嚢がついていた。調べてみたら,どうやらノキシノブというシダ植物らしいということが分かった。 ノキシノブ(Lepisorus thunbergianus (Kaulf.) Ching)は,ウラボシ科ノキシノブ属に属し,北海道(最南部),本州,四国,九州,沖縄のほか,朝鮮南部,中国,台湾,フィリピン,インドシナなどに広く分布し,日本国では林の中の岩上や樹幹などに着生して生育するほか村落の陽地などでも普通に見られる常緑のシダ植物ということだ。 中国名を「瓦韦(瓦葦)」というらしい。屋根瓦に生える細長い葉をした植物ということなのだろうか? この写真のシダが生えていたところは,もと山だったところを切り開いて施設を建設したような場所なので,自然環境としてはシダ植物がもともとたくさん生えていたところかもしれない。しかし,ノキシノブは,人家の近くにもしばしば発生し,かつては農家の藁葺き屋根の藁などにもよく生えていたということなので,そんなに珍しい植物でもないのかもしれない。 自宅の近くでも似たようなシダ植物がサクラの樹の幹に着生しているのを見かけたことがあるから,こんど撮影しにいってみようと思っている。 ノキシノブ 軒忍 http://members8.tsukaeru.net/mikawauo/sida/nokisinobu.htm ノキシノブ(軒忍) http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/nokisinobu.html ノキシノブ http://www.tcp-ip.or.jp/~yoshida/nokisinobu.html |
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