![]() 山を散策していたら,ちょっと変わったアザミを見つけた。葉が裂けておらず小さな鋸歯のような感じになっている。頭花は垂れていない。どうやら,モリアザミのようだ。 モリアザミ(Cirsium dipsacolepis)は,キク科アザミ属に属し,本州,四国,九州の山地の草原に生育する多年草ということだ。 モリアザミの花は,花だけ観ると,ノアザミやノハラアザミと比較的似ているが,よく観ると頭花の直下には鋭く尖った総苞片が開いており,その下のほうに小さな葉がすぐに付いているなど異なる点も多い。だが,遠目には同じような花に見えるから見落としてしまいがちかもしれない。 モリアザミの葉は,ノアザミやノハラアザミなどとはかなり違っている。全体として長楕円形のような形をしており,ほとんど避けていない。やや短い鋸歯のような部分もあるが棘状にはなっておらず,柔らかい感じがする。 モリアザミの根は味噌付けにして食用になるということで,各地で栽培されているらしい。ただし,モリアザミという名ではなく「ヤマゴボウ」という名で呼ばれているので非常にややこしい。「ヤマゴボウ」の根は食べられると聞いてヨウシュヤマゴボウの根も食べられると即断すると,大変なことになる。 モリアザミ(森薊) http://homepage3.nifty.com/wako3/yasou/aki/moriazami/moriazami.htm モリアザミ (森薊) http://www.tcp-ip.or.jp/~jswc3242/679.html 山菜の毒について http://www.eiken.yamagata.yamagata.jp/topics/san-kino/dokusan.htm |
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