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<<   作成日時 : 2005/10/30 15:57   >>

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つくば植物園の「ラン展」は2つの会場で開催されていた。そのうち第2会場である「研修展示館」の入口のところには素晴らしい日本のランが植えてあった。高知県立土佐寒蘭センターによって大事に保存・栽培されてきたカンランだった。

カンラン(Cymbidium kanran Makino.)は,ラン科シュンラン属に属し,もとは静岡県以西の太平洋岸の常緑広葉樹林の林下に自生していた常緑多年草ということだ。

現時点では,自生のものはほぼ絶滅してしまったそうだ。その原因は,人間による濫獲。

私の自宅の近所でも,つい最近までカタクリやシュンランがたくさん自生しているところがあったそうだ。現時点では,ほぼ絶滅,その原因も近隣の人間による濫獲。

野に咲いていれば誰でも楽しむことができるのに,自宅の庭に持ち帰って独占しようとする人々がたくさんいる。おそらく,近隣のお宅の中にも多数混じっている。

きっと悪気はない。

しかし,希少な動植物たちがそのような人々のごく小さな欲望充足行為によって確実に絶滅させられてきたのだ。

人間にとってその存在それ自体さえ意識されない様々な動植物たちが次第に絶滅しつつある。それはごく小さな変化かもしれない。しかし,どの動植物も例外なく自然の食物連鎖などの中に組み入れられており,ある種が欠けてしまうと,結果的に非常に大規模な影響が発生することがあり得る。そのような意味での「大規模な影響」の中には「人類絶滅の可能性」という結果ももちろん含まれる。


 カンラン(寒蘭)
 http://homepage3.nifty.com/wako3/gairaiengei/ran/kanran/kanran.htm

 カンラン(寒蘭)
 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kanran.html

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ナギノハヒメカンラン
つくば植物園の「ラン展」では,つくば植物園で栽培・保存している約2,700種のラン科野生種のうち約150種のランを展示している。第2会場で,ナギノハヒメカンランというランの花を観た。この植物が広く一般公開されるのは世界初ということになっているが,土佐寒蘭センターでは既に公開されていたようだ。 ...続きを見る
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2005/11/03 10:11

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