![]() 小石川植物園の薬園保存園でコガネバナの花を観た。タツナミソウを非常に大きくしたような感じの植物だ。 コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)は,シソ科タツナミソウ属に属し,中国北部〜シベリア原産の多年草ということだ。 学名を直訳すると「バイカル湖のタツナミソウ」となるので,バイカル湖のあたりで植物学者が最初に見つけたのだろう。 日本のタツナミソウの多くは,とても小さな花を咲かせる。だから,図鑑の写真を見て「綺麗な花だ」と思っても,実際に山野でその花を探すのは,慣れていないとかなり難しいかもしれない。実際には,とても小さな花なのだ。 しかし,このコガネバナは,園芸植物のホウセンカの花と同じくらい大きく鮮やかな青紫色の花を咲かせるので,図鑑の写真と全く同じ印象をもって実物を見ることができるだろう。もしかすると,タツナミソウだと認識できる花の中でも最も大きな花の部類に属するかもしれない。少なくとも,私がこれまで見てきたタツナミソウの花の中では一番くらいに大きな花だった。これに匹敵する大きさをもつものとしては同じシソ科の植物の中でもラショウモンカズラの花があるくらいだろうか。 なお,コガネバナの根を乾燥したものは生薬「黄岑(おうごん)」の原料となるのだそうだ。それで,薬園保存園で栽培されているわけだ。 コガネバナ(黄金花) http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/koganebana.html コガネバナ http://www.e-yakusou.com/sou/sou214.htm |
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