![]() 以前,ずいぶん早い時期にマルバハギと思われるハギの花を観ていたのだが,山見をドライブしていたら,道路脇にずっとハギの花が乱れ咲いているところがあったのでクルマを寄せて停め,しばしハギを鑑賞してみた。何と,ヤマハギ,ミヤギノハギ,ニシキハギ,マルバハギが順に並んでいる。おそらく,市が植栽したものだろうと想像するが,植物園よりもずっと分かりやすく,しかも自然の状態のハギを相互に比較しながらじっくりと観ることができ,とても収穫が多かった。 実は,マルバハギの識別方法についてはイマイチ自信がなかった。 ヤマハギでも丸い形の葉をつけるものもある。変異ではなく個体差に過ぎないのだが,まるでマルバハギのように見えてしまう。 しかし,今回,実際に各種のハギを比較してみると,マルバハギには次のような特徴があることが分かった。以下のとおりなので,備忘のため記載しておく。 1:マルバハギの葉は丸く,葉の先端部分が凹んでいる。ヤマハギなどでは丸い葉の場合もあるが葉の先端部分が凹むことがない。ミヤギノハギの歯は鋭角的に尖っている。 2:マルバハギの花は軸となっている茎の枝腋のあたりから直接に多数咲いているように見える。つまり,花序または花茎のようなものが存在しないように見える。他のハギでは花序のような感じで細い花茎が伸び,その細い茎から多数の花が咲く。 3:マルバハギの花は,他のハギと比較すると最も小さな花で,円形をしている。他のハギの花は,全体としては長楕円形のような形をしている。 というわけで,来年からはハギの花で迷うことはないだろうと思う。これでストレスがちょっとだけ減少したので,別の種類の花の識別・同定にエネルギーを傾けることができる。(笑) |
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