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help RSS シンテッポウユリ(タカサゴユリとテッポウユリとの交雑)

<<   作成日時 : 2005/08/17 07:05   >>

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自宅の周囲で白い花を咲かせるテッポウユリのような植物が繁殖中だ。しかし,栽培されているわけではなく雑草であり,しかも,種で増えているようだ。タカサゴユリのような赤色の筋が明確ではなく,しかも,種子で増えていることから,どうやら,台湾原産のタカサゴユリと日本のテッポウユリとの交雑であるシンテッポウユリが更に交雑した雑種植物のようだ。

シンテッポウユリ(Lilium x formolongo)は,タカサゴユリ(Lilium formosanum Wall)とテッポウユリ(Lilium longiflorum)の自然交雑種ということだ。

繁殖力が非常に強く,土手や路傍などにどんどん増えており,8月〜9月にかけて白い花を咲かせる。

ところが,純粋なシンテッポウユリというものも存在するのかもしれないが,シンテッポウユリとタカサゴユリまたはテッポウユリユリとがさらに交雑した植物も多数存在するらしく,果たしてそのような植物をシンテッポウユリと呼ぶのが正しいのかどうかはちょっと怪しい。

しかし,「シンシンテッポウユリユリ」,「シンシンシンテッポウユリ」,「シンシンシンシンテッポウユリ」等々と続けていてもしょうがないので(笑),とにもかくにもテッポウユリとタカサゴユリの交雑種の総称として「シンテッポウユリ」を用いればよいのではないかと思う。

この写真は,自宅から歩いて1分のところにあるガードレール下に咲いていたものなのだが,花の形はテッポウユリに非常によく似ているものの,タカサゴユリに観られるような赤い筋のような模様の痕跡のようなものもあるので,おそらくシンテッポウユリの交雑種だろうと思われる。


 しんてっぽうゆり (新鉄砲百合)
 http://www.botanic.jp/plants-sa/sintep.htm

 野の花便り:タカサゴユリ
 http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/nonohana.dayori.natu.html#takasagoyuri

 テッポウユリ,タカサゴユリ
 http://platonnet.mine.nu/~plant/akiko_s/Shinteppo.html

 タカサゴユリ(高砂百合)
 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/takasagoyuri.html

 タカサゴユリ(高砂百合)
 http://homepage3.nifty.com/wako3/yasou/natu/takasagoyurri/takasagoyuri.htm

 Lilium formosanum "Taiwanese Mountain Lily"
 http://www.anniesannuals.com/signs/l/lilium_formosanum_TM.htm

 Detailed information on Formosan Lily, Taiwanese Mountain Lily (Lilium formosanum)
 http://davesgarden.com/pf/go/2905/

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新がつくのかな!  ...続きを見る
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2007/08/30 00:59

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます!o(*^ー ^*)oにこっ♪
そう、そうこれです!そちらにもやはりたくさんあるんですね。
昨日はさっそく教えていただきましてありがとうございました。
思うんですが、この葉っぱの細い百合昔は見なかったですよねえ。てっぽゆりはありましたけどねえ。
気になりだしたのが3,4年前からでしょうか。それまで気がつかなかっただけといわれればそれまでですが、少なくともとっても目立つようになったのは最近じゃないかと思うんですが。。。。。
何かこの百合の生態系に変化が起こったとか!^^;ま、そんなオーバーなことは無いかと思いますが、どう思われます?``r(^^;)
けいこたん
2005/08/17 09:25
けいこたんさん おはようございます。
やはり同じ花でしたね。(笑)
こちらでも数年前から目立つようになってきました。^^
原因は2つあると思います。
1つは,種で簡単に増やせるということから園芸店で売り出した時期があって,その語,花壇や庭から大量に逃げ出して野生化しているという可能性。もう1つは,やはり地球温暖化の影響ではないかと思います。
上記参考サイトの中の「野の花便り:タカサゴユリ」で,リコリスさんも温暖化の影響を示唆されていますね。
電脳中年A
2005/08/17 09:38
ふえてますふえてます。テッポウユリ。道ばたにあったかと思えば、次は植木鉢の中から勝手に芽を出して、今は屋上で咲いてます。百合は球根から増えるとばっかり思ってたのに、元気な花ですね。
花織ちゃぶ
2005/08/18 21:24
花織ちゃぶさん おはようございます。
お宅のほうでも増えているんですね。^^;
実は,我が家の庭にも1本だけ謎のユリが伸びてきました。まだ咲いていませんが,どうやらこのユリである可能性が高いです。^^;
電脳中年A
2005/08/19 06:15
こんなきれいな花が咲くのでしたら大歓迎です。我が家にも種が飛んで来ないかな? シンテッポウユリのサイトを見てみましたが、球根が出来るとは記述されていませんでしたね。球根は出来るのでしょうか?それとも一年草になるのでしょうか。
ブルーデージー
2006/08/18 14:16
ブルーデージーさん こんにちは。
シンテッポウユリについては色んな見解があるようなので,断定的なことは言えないのですけど,確実に純粋なタカサゴユリまたはテッポウユリではないと思われるものは雑種であるシンテッポウユリとして扱うのが無難だろうというのが私の見解です。本当に精密に判断するためにはDNA解析をするしかないのですけど,おそらく,どの個体をサンプルにとっても何らかの意味で「雑種」という結論が出るだろうと予測しています。
シンテッポウユリは,種子で増える植物のようです。シンテッポウユリの園芸品種も何種類もあるようで,その中には「テッポウユリ」として売られているものもあるようです。
電脳中年A
2006/08/18 14:39
私は、これはタカサゴユリの変異と考えます。
タカサゴユリと新鉄砲ユリの違いについて、真剣に考察された方がおられますので、参考になると思います。
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/118takasagoyuri.htm
新鉄砲ユリは、自然交雑ではなく、意図的に美意識と情熱を持って育種されたものですので、新鉄砲ユリの美しさを知る者としては、添付の画像にあるような物を新鉄砲ユリと分類され、紹介されることには抵抗があります。
新鉄砲ユリと入力してこの画像を見た方が、これが新鉄砲ユリだと認識されることがあれば残念です。
Lomandra
2011/03/31 18:24
Lomandraさん

失礼ながら,このWeb上の記事はもちろん熟読した上でこの記事を書いてます。このWeb上の記事だけではなく,入手可能な全ての文献を熟読玩味し,タカサゴユリとテッポウユリの交配種で品種登録されているものについて全て徹底的に調べ,品種登録されていないものについても可能な限り調べた上で書いてます。

この写真の植物は,シンテッポウユリです。ただし,実生なので,タカサゴユリの形質が強く表現されているものと推定されます。要するに,シンテッポウユリは,品種登録されているものであっても形質が安定・固定しておらず,実生になると親とは異なるものとなることが多いというのが結論です。

一般に,クローン栽培しなければ同一の形質を維持できない品種について,品種として固定していると考えることができるかどうかに関しては,学者によって見解が異なるでしょう。私は,品種としては固定していないと考えるほうが妥当であり,仮に登録しても無効だと解するべきではないかという暫定的な結論をもっていますが,まだ検討の余地があるので論文としてまとめて公表するには至っていません。

品種を開発する人や業者の心情は理解できますが,思い入れの強弱によって種苗法の解釈論が左右されてはなりません。これが基本です。

法解釈について意見を交換したければいつでも受けて立ちますので,論文を書いて査読のある学会誌で公表してください。賛成であれば賛成の書評を書きますし,反対であれば論駁する論文を書いて査読のある学会誌で公表します。
電脳中年A
2011/04/01 04:44

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